性病百科

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症状

1~2mm位の陰部に寄生したカニ状の毛じらみ(crab lice)が吸血することにより、強い痒みを発症する。

陰毛部に強い痒みを伴う湿疹が現れる、陰毛の付け根付近に1mmほどの細長く黒い卵が付着している、吸血により下着に血や毛じらみの排泄物が点状に付くことで感染に気付く。陰毛の根本付近をよく観察すると、毛穴に体を半分埋め込んだ毛じらみ自体を確認することもできる。

毛じらみや卵は非常に小さいので、フケや塵と区別し、目視で確認するには相当な注意が必要である。まゆ毛や腋毛で見つかる事もある。

毛じらみは1日に2~3個の卵を毛の根元付近に産み、卵は1週間~10日ほどで孵化し、1~2週間で成虫になる。 一度毛じらみを駆除して完治したと思っていても、卵が残っている場合は再び感染する。

毛じらみ自体は24時間~48時間吸血しないと死んでしまう。

原因となる細菌、ウィルス

吸血昆虫である毛じらみ

感染経路

性交渉、下着の共用、タオル、シーツ等

潜伏期間

1~30日。

治療法

皮膚科、性病科、泌尿器科で診察を受ける。
または市販の毛じらみ駆除の効果のあるスミスリンシャンプーやスミスリンパウダーを使用し治療する。

パウダーは卵には効かないので、パウダーはシーツやタオルに使うと良い。
スミスリンシャンプーは卵にも浸透する殺卵効果もあるので毛じらみ駆除には効果的である。

スミスリンシャンプーはシャンプーして5分間放置し、洗い流す。これを3日に1度の割合で3~4回繰り返す。シャンプーを繰り返す操作は、スミスリンシャンプーを使用しても稀に生き残り孵化する卵によって再感染した場合に再び毛じらみを駆除するためである。

スミスリンシャンプーに付属している専用の櫛で陰毛に寄生している毛じらみや卵を直接こそぎ落とす事も有効であるが、こそぎ落とした後に洗い流せるように風呂場で行うなど、同居の家族やパートナーに感染させないよう落とした後の毛じらみと卵の処理には熱湯消毒するなど注意が必要。

スミスリンシャンプーで殺卵しても卵は陰毛に付着したままなので、気になる場合はスミスリンシャンプー付属の櫛で卵をこそぎ落とす。

伝統的な治療法である陰毛を全て剃る事も毛じらみと卵を駆除するには有効である。

予防法

不潔な環境を避ける。パートナーの陰毛付近に痒みの強い赤い湿疹や卵がないか確認する。温泉や公衆浴場を利用したり、風俗店で遊んだ後は予防的にスミスリンシャンプーを使用する。

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